ベルリン生活記

ワーホリ先としてのベルリンは。

新しくカテゴリーを作って文章を書き始めることにした。

とても気に入っているベルリンでの生活のことを記録していこうと思います。

私、昔から外国生活のエッセイを読むのが大好きで。いいよね、まるで住んでいるかのように外国での生活が目に浮かぶ。どんなものを食べ、どんな会話をして、そこはどんな社会なのか。生活を通して見えるもの。

私なりの目線で書いてみれたらと思ってるよ。

NYで生活していたときも書きたいと思っていたんだけれど、タイミングを逃してしまった。

今回はのんびりとした生活ペースのおかげで書けそうな気がする。

 

まず今回はワーホリ先としてのベルリンはどんな感じか、という観点から書いてみたいと思う。

 

 

パートナーと私がベルリンに越してきたのは2022年7月のこと。

ずっと海外で生活してみたいねという話をしていて、ワーホリの制度が使えるうちにやってみようと国別のリサーチをしていた。ニュージーランド、オランダ、ドイツあたりを絞り込んでいたところで、ベルリン在住の友人が「絶っ対ベルリンに来い!!」と呼んでくれたのでこれも縁だと信じてベルリンを選択!

ドイツ・ベルリンを選んだ理由を他にも書き出してみるならば

・英語が通じるらしいこと
・ドイツの保険システム、教育システムが素晴らしいと思ったこと
・ワーホリ以降も滞在する可能性を考えて、次のビザがなんとか取れそうなこと

というのが大きな理由だった。

この間に世界中に混乱を起こしたコロナのおかげで、我々の計画も多少の狂いが生じたものの、31歳を迎える前になんとかワーホリビザを取ることができた。

そして二人して仕事を辞め、家を引き払い、スーツケース2つでベルリンにやってきた。

1年半ほどベルリンに住んでみてわかったこと。

ワーホリや移住の観点から良いところと悪いところをまとめてみる。

 

良いところ

・英語が通じる。めちゃくちゃ通じる!
正直アメリカとかより自分の英語が通じている感じがする。笑 第二言語同士というのも大きい。
英語がある程度使えれば日常生活になんら問題はない感じ。
ドイツ語が使えないと困るシチュエーションとしては、郵便局、医療系のアプリ(自動翻訳やスクショが不可なため)ぐらいかなぁ。基本的には翻訳アプリで生き延びられます。

・人の感じがいい
これは地味に一番驚いたことかもしれない。これまで行ったことのあるどの都市よりも、人が親切で、感じがいい。なんか社会に余裕がある感じがするよね。

・いろんな人がいる。周りを気にしない。
ものすごくおしゃれな人、賑やかな人、イカれた人、ファッションにまったく気を遣わない人、綺麗なメイクでバチバチにキメている人、お風呂にはいっていない感じの人。電車や街にはいろんな人がいるけれど、誰もじろじろ眺めたりしない。よい意味で他人に必要以上に関心がなく、言い方を変えれば監視をしないって感じ。
逆に目立つのは難しいかもね。
私は夏場背中が大きく開いた服を着て出かけるけど、普段より露出が多くても特に人目が変わったようには感じなかった。自分の着たい服を自由に着られるのってこういう感じかぁってしみじみ思った。

・仕事が見つかる
オーストラリアやカナダのワーホリでは飲食系など手軽に始められそうな仕事が見つからない!という悲鳴を聞くことがあるけれど、ベルリンに関して言えばバイトは比較的見つけやすいと思う。
ドイツ語のやる気があれば外国人でも職業訓練校に入れるなど、選択肢が幅広い。

・全体的にリベラルな雰囲気
「ベルリンはドイツで一番良い街」と言い切るドイツ人はまじで信用できます。ありがとう。

悪いところ

・住宅難
ありえないほど家が見つかりません!!!それでもルームシェアなら比較的見つけやすい。
カップルとして来ている私たちとしては丸々貸し切りたかったので、激戦のアパート探しをせざるを得なかった。詐欺も蔓延しているし、家がなかったら就業やビザの更新もままならないので、ここが一番大きなデメリット。(家探し編は別の記事で書く予定。)

・ションベン臭い
これはマジ。ビールの飲み過ぎです。

・ドラッグが身近
治安が悪いとまでは言わないけれど、そこかしこにドラッグの存在を感じる。

・ストが多い
ストは労働者の権利!大いに支持するけど、公共の交通機関止まりすぎ。今年は1月に2回も数日間に渡るストがあって困った。

・自炊できないと死ぬ
外食が非常に割高感があり、しかも基本的に閉店時間が早めなので、必然的に自炊が大事になってくる。
日本での牛丼にあたるお手軽フードはケバブだけど、単品で6〜7€(900円前後)、フライとジュースをつけたら10€(1400円前後)とかになるのでやっぱり高いよね。
あとベルリンには日本のようなコンビニが存在しません!温かい調理済みの食料が買える場所がほんとうに少ない。

・冬場の天気が終わっている
気温の低さだけじゃなく、なにより辛いのはずーっと曇っていること。太陽がものすごく貴重になる。
鬱傾向のある方はまじで要注意。

 

いろいろ列挙して書いてみたけど、これらの悪い点はお金があれば大分回避できるね!(^^)/
まあ今の世の中大体そうだよな。

ヨーロッパの他の大都市、パリ、ロンドン、ミラノなどの話を聞いていると、たくさんのお金がないとまったく楽しめない街と、お金がなくても楽しく過ごせる街が分かれそうだなと思う。

ベルリンはどちらかと言えば後者じゃないかな。

 

総合点としては、私はベルリンが大好きになったし、ここに来てよかったなぁと感じることが多いよ。

この良さをこの先の記事でじわじわ語っていけたらと思います。

第一弾はここまで!ではまたね〜