Trichotillomania

抜毛症に苦しむあなたへ。

抜毛症に苦しむあなたへ。

 

今日はどんな一日だった?

なにかいいことはあった?
辛いことはあった?

ご飯は何を食べた?

髪の毛は抜いてしまった?

 

こんなに自然に頭に手が行き、髪を抜いているときだけがささやかな安息を得られるようになってしまったのは、一体いつからだろうね。

いつか隠せなくなるかもしれない、バレるかもしれないという不安は、常に真綿のように首に巻き付いている。

一番若くて美しいと言われるはずの時期なのに。
自分の周りの人はおしゃれや恋愛を自由に楽しんでいるのに。

どうして自分だけがこんな辛い思いをしているんだろう。

 

そう思う反面、自分をこんなにしているのは自分の手であることは確か。
私はコントロールを失う。自分のこの手が憎い。

「誰か助けて」と思いながら髪を抜いている。

 

自然と失ったわけじゃないから、自分の手がしたことだから、
自分が悪いと感じてしまう。
自業自得だって。

罪悪感を感じ、それが引き金となってまた抜毛へとつながる悪循環。

 

もういい加減にここから抜け出したい。

 

ふと立ち止まってみて。

本当に自分のせいなの?抜きたくて抜いているわけじゃないよね。
誰だってこんなことはしたくない。

他の人の言うことには耳を貸さなくていい。
これは癖や根性で治せるものじゃない。

 

抜毛をしているときの身体のコントロールの効かなさは、私たちじゃないとわからないもの。

自分を責めるのはやめよう。  代わりに抱きしめてあげて。

 

ずっとずっと辛かったねって。

気を張っていた心を緩めて。
少し休んで気力が溜まったら。今度こそ、ここから一緒に抜け出そう。

私たちが一緒だよ。

 

抜くのをやめようと必死に努力していた分を、自分を満たすことに使ってみて。
この世に一つしかない私の大事な身体。

自分で自分を満たして。
これまでバラバラに引き裂かれていた自分をかき集めて。
しっかりと立ち直ることができたときのことを想像してみて。

 

あなたは望む場所へ、自分の足で、どこへでも行ける。

あなたはあなたの望むものにふさわしい。

 

きっかけはいつも自分の外からやってくる。

私はあなたに、きっかけの種を一つ差し出したい。

日々の生活の中で使えるもの。
抜毛症の孤独と罪悪感を和らげるもの。

楽しみに待っていてくれたら嬉しいな。