抜毛症

【私の抜毛症記録1】本当は誰にも言いたくないこと

本当は誰にも言いたくないこと

たくさん抜いた日は、頭皮が痛む。ぼこぼこに腫れて、触らなくても違和感を感じる。

数日間は続くこの違和感に耐えかねて、また髪を引っ張ってしまうことがある。

そうするとまた腫れる。こんな頭ではどこにもでかけたくない。

 

辛うじて学校や職場に出ても、トイレなどの個室の中で気がつくと、触っていることがあった。

鬱屈とした思いが溜まっていく。
ひどいときにはこの悪循環が延々と繰り返される。

 

こんなこと、本当は誰にも話したくないと思っていた。
知られることは恥だと感じていた。

 

勇気をもって告白します。私は実は抜毛症の患者です。
小学生の頃から現在まで、ずっとそうです。

 

このことは私の人生に大きな影を落としたけれど、抜毛症が私の全てではありません。

 

なんで自分の体験を公表しようかと思ったかというと、

抜毛症のことを隠そうとすればするほど、それが私の弱みになると思ったから。

それにこうやって発信することが誰かの役に立つかもしれないと思ったから。

 

私も困り果てて検索したことがあったけれど、インターネット上には自分にとって価値のある情報は見つかりませんでした。

 

今よりもずっと苦しんでいた過去の自分が知りたかったようなことを書けたらいいな。

プロフィール:20代後半、関東在住、現在進行中。
抜毛症との付き合いはかれこれ15年。

これから自分の経験談や、対策などをまとめていければと思います。

 

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