抜毛症

自分でできる抜毛症対策

抜毛症16年目にもなるので、これに関する悩みはつきません。

なんとかやめようと散々工夫してきました。これまでに私がやってきた対策をまとめてみたいと思います。

 

事前対策

①ネイルをする

きれいな指先にしてセルフケアの意識を高めておく。抜くときに指先が目に入るけれど、そこが美しければストッパーになってくれるかもしれないと期待。

②爪を伸ばす

長い爪では髪はつかみにくいため。(個人的には)

 

③絆創膏を貼る

人差し指と親指に貼ることで、指先が滑って髪をつかみにくくなるため。

 

④できるだけ人目につくところにいるところにいる

抜毛症の定義でも書きましたが、抜毛症患者は機密性が高く、人前では髪を触ることが少ない傾向にあります。これに当てはまる方にはかなり有効な方法。

 

⑤帽子を被る

物理的に触れなくするようにするため。

 

⑥頭を丸める

強制終了みたいな究極の手段。小さい子とか男の子の治療にはされることがあるみたい。
結局私はやらなかった。

 

⑥”つかみやすい髪の毛を極力切る

ここ最近で一番効果があった方法。私は生え始めた短い毛(特にうねった毛)を掴んで抜いてしまうので、つまめる2~3センチになったら片っ端から切りました。
切るだけなので、頭皮も目立ちにくい。

 

⑦漢方

抜毛症に治療で調べると漢方が出てくる。調和、自律神経の乱れを治すらしいけど、効果のほどは不明 。それだったら下記のような運動の方が有効な気がする。

 

⑧緩やかな運動

ヨガ、瞑想など。ただの運動ではなく、身体に意識を集中してゆっくりできるものだととてもリラックスできる。終わった後に身体と心が一致したような効果を感じる。

 

⑨自分が落ち着くものを周りに配置する

できるだけリラックスして、ストレスを忘れさせてくれるような環境作り。
私の場合だと下記のような感じ。

・音楽 (低い声のボーカル)
・間接照明 (暖色系の柔らかい光)(&日が暮れたらこの照明のみを使用)
・温かい飲み物

 

事後対策&発毛ケア

続いて髪の毛を抜いてしまったあとの対策について。

頭皮のケア

①低温ドライヤー
乾かすのに時間はかかるけど、地肌が傷まないので有効だと思う。私はパナソニックのものを使っています。

 

②塗り薬 『ドルマイシン軟膏』
ここ最近発見したアイテム。抜いた後、おできとか頭皮がぼこっと腫れてしまうときには、これがお勧め。

私のパターンは、同じところから毛を抜く→バイキンが入って腫れる→違和感が消えなくて触り続けるという悪循環。
殺菌効果のあるこれを頭皮の腫れているところに塗ると、違和感が消えて、触りにくくなる。

※ただし、かなりべたっとした質感なので、出かける前などは避けるべき。量も少なめでよい。

 

③頭皮マッサージ

実は抜き続けている部分は皮膚がとても硬く、分厚くなっている。もみほぐして少しでも次の毛が育ちやすくするため。

 

発毛ケア

市販の発毛剤はホルモンの乱れなどによる脱毛を対象としているため、自分で抜いてしまう抜毛症は対象になりません。

自業自得だと思う反面、克服したい、きれいでいたいという気持ちもまだまだしっかりと持っている私としては、自分なりに下記のような対策を取ってみました。

 

①ノンシリコンのシャンプー

私は昔からこれ。私の髪は強くって、10年間以上抜いても何度だって生えてきてくれた。体質もあるかもしれないけれど、このシャンプー(とリンス)のおかげもあると思ってる。

ごわごわになるけど、2周間ぐらい使えば馴染んでくる。

毛先には適用なトリートメントを、乾かす前にも洗い流さないオイルを。
※洗浄力がしっかりあるので、乾燥気味の人は量を調整してね


 

最後に

同じ症状の方にはわかってもらえると思うけど、抜毛しているときって、自分でやりたくてやっているわけじゃない。身体が命令する感じ。ほんと、無条件で動いている。

それを無理やり止めるのは難しいものがあると思います。

私は上記のアイディアをほぼ全部やったことがあるけれど、残念ながら根本的な解決にはなりませんでした。

自力では無理だと思って、後日カウンセラーさんに相談したところ、抜毛行為を無理やり抑えるのではなく、自分を抜毛行為に追い込んでいる環境を変えたほうがいいと教えてくれました。

カウンセラーの方からみた抜毛症についてはまた後日書きます。

 

Genaの抜毛症に関する記事一覧
抜毛症についてのブログの記事が増えてきたので、このページにまとめて整理してみる。初めての方はまずこちらのページからどうぞ。