アジア映画

ミニシアターへ 愛を込めて

ミニシアターがなくなると、私たちの世界はまたひとつ小さくなる。 視界はまた少し狭くなる。 自分が大切だと思う世界を、守ろうとしているか。 私、本当はとても腰が重いんだけど、今こそやるべきだと思う。
アジア映画

香港の未来『十年』をよくよく考えてみた。

この映画は5つの短編作品から構成されている。一話一話が断片となって、それが集まって、浮かび上がる2025年の香港の様子に戦慄する。

アジア映画

#レミゼじゃないレミゼこと 2019年版の社会派フランス映画『レ・ミゼラブル』(ラジ・リ監督作品)

ラ・ジリ監督のフランス映画『レ・ミゼラブル』 背景となった社会問題の考察と、複雑な人物関係を整理します。
日常で感じたこと

アメリカのお泊り会の定番ネタを詰め込んだ映画『アメリカンスリープオーバー』

この映画は、現代アメリカで大人になるための通過儀礼を、お泊り会を通して描いているとも言えそう。そう思ったら気になってきて、ざっとそのmythの項目を洗い出してみた。
抜毛症

【私の抜毛症記録7】抜毛症を抱えながら、頑張ってNYへ留学した話

息苦しさを日本のせいにして、飛び出した。逃げて逃げて逃げた先のNYで見つけたもの。
日常で感じたこと

Netflixで見つけた我が家

20年の歳月は、皆に何をもたらしただろう。 今の少し影のあるステフを、私はとても好きだ。 明るいアメリカンカルチャーのど真ん中、レンズの前で、少しだけ無理をしているようにも見える。
抜毛症

【私の抜毛症記録5】大学生のときのこと

外見至上主義な大学キャンパスに足を踏み入れて、抜毛症が悪化した話 大学入学はスタートラインなんかではない。持てる者たちは社会に出る前の最終仕上げぐらいのつもりで通ってきている。  抜毛症とコミュニケーションの課題を抱え、自分のやりたいことを少しずつ見つけられたらいいな、なんてのんびり思っていた私にはシビアな環境だった。
抜毛症

【私の抜毛症記録4】萎縮していた高校と大学時代

私はいつも疲れていて、ストレスが消えず、たぶんうつ病だった。 この頃になるともう頭皮を隠しきることは難しくなっていて、自分の髪は人から見ても変だということを自覚していた。 後ろや上から見られるのが嫌で、だからクラスの席替えで前のほうになるとものすごく落ち着かなかった。
アジア映画

Piece of America 映画『フェアウェル』 中国系移民の家族像について思うこと

華僑の人々について、長い間不思議な感じがしていた。私の長年の疑問は、この映画を見て、ちょっとだけ解決に近づいた気がする。
抜毛症

【私の抜毛症記録3】不登校と孤独

不登校中は、その頃の私の言葉を借りると、「一生分の苦労の濃縮ジュース」を飲んでいる気分だったらしい。ほんと、あれで一生分が済めばよかったのにね。